引越しのエアコン移設の費用は高い?安くする方法と注意点を解説

このページの目次
引越しのエアコンの処理方法は主に2つ
費用・手間・リスクを理解して判断しましょう
大きく分けて「今使っているエアコンを移設する」か「新しく買い替える」の2択になります。
どちらを選ぶにしても、費用・手間・リスクを理解して判断しましょう。
以下で、それぞれの選択肢を詳しく紹介します。
その他にも引越しする際はやることがたくさんあります。そんなときには「チェックリスト」の活用がおすすめです。
【最新】引越しのやることチェックリスト 必要書類から荷造り・引越し後までの流れを徹底解説
https://apple-hikkoshi.jp/archives/2219/
1. 引越し業者や専門業者に依頼する
そのため、引越し時には専門業者への依頼が基本です。多くの引越し業者では、エアコンの取り外し・取り付けをオプションサービスとして用意しています。
たとえば「アップル引越センター」では、エアコン工事を一括で依頼できるため、引越し作業全体の手間を大きく減らせます。
また、移設作業とあわせてエアコンクリーニングを一緒に依頼できる場合もあります。引越しのついでに内部をキレイにしておくことで、新居でも気持ちよく使い始められるのがメリットです。
エアコンを引越し先でも使い続けたいなら、専門業者に任せるのが安全で確実な方法です。
2. 古いエアコンを処分して、新しいエアコンに買い替える
以下のようなケースでは、買い替えを検討する価値があります。
・長年使用していて、故障リスクが高い
・引越し先の部屋が広く(または狭く)なり、エアコンの能力が合わない
・コンセントの電圧が違い、対応工事費が高くつく
たとえば、アップル引越センターでは電圧やコンセントの工事費と、新しいエアコンの価格を比べて検討しましょう。
古いエアコンの処分については、一般的には以下のいずれかの方法で行います。
・家電量販店で新しいエアコン購入時に引き取り依頼 ・自治体の回収ルールに従って処分 ・リサイクル業者に依頼(リサイクル料金や運搬費が必要)
エアコンの移設費用と買い替え費用、それぞれの手間を比較したうえで、自分に合った選択をしましょう。
エアコン取り外し・取り付け工事の費用はいくら?
取り外し・取り付けの工事費用
ここでは、アップル引越センターの工事料金を例に、基本費用やお得なパック内容を紹介します。
※掲載の料金はすべて「本記事掲載時点」のものです。最新の料金や詳細については、必ず業者に直接お問い合わせください。
■基本的なエアコン工事の費用(アップル引越センターの場合)
アップル引越センターでの基本的な工事料金は以下のとおりです。
・エアコン(壁掛け)の取り外し工賃:4,400円(税込)〜
・エアコン(壁掛け)の取り付け工賃:14,300円(税込)〜
取り外しは、比較的シンプルな作業で済むため、費用は抑えめです。一方、取り付けは配管や設置場所の条件によって作業内容が増えるので、それに応じて料金も高くなります。
工事の難易度や設置環境によって、追加料金が発生することもあるため、事前に見積もりを確認することが大切です。
基本工事パック(4mパイプ付)の内容と費用
その内容がこちら。
【取り外しの内容】
・室外機(ベランダ置き)の撤去
・配管パイプ4mまで対応
・防水パテによる穴の仕上げ
・梱包・運搬込み
費用:4,400円(税込)〜
【取り付けの内容】
・配管パイプ4mまで対応
・木造モルタルの壁穴あけ(1か所)込み
・室外機は地面置きに対応
・吊り下げ設置や特殊工事は別料金
費用:14,300円(税込)〜
【無制限パック】
・取り外し費用:4,400円(税込)〜
・取り付け費用:22,000円(税込)〜
【含まれる内容】
・配管パイプ最大20mまで対応(2分3分)
・冷媒ガスの補充(100gまで)
・室外機の吊り下げ設置
・コンセントの交換・延長対応
・アンカーボルトの使用も含む
「配管の長さが長い」「室外機を吊り下げる必要がある」「電圧の切り替え工事が必要」といったケースでは、無制限パックを選ぶとお得です。
【注意点】エアコンの取り外し・取り付けには追加料金がかかることが多い
・配管パイプが4mを超える場合
・室外機を高所や壁面に設置する必要がある場合
・特殊な壁材で、穴あけに専用工具が必要な場合
・配線や電圧切り替え工事が必要な場合
これらは現場の状況次第となるため、作業前に現地確認と見積もりを依頼しておくと安心です。
また、内容によっては当日に工事が完了しない可能性もあるため、引越しスケジュールには余裕を持たせておきましょう。
エアコンを買い替えた方がお得な場合【パターン別に解説】
買い替えを検討すべきケースは?
ここでは、買い替えを検討すべき3つのケースを紹介します。
・同じエアコンを使い続けている
・引越し先の部屋の大きさが、今の部屋と異なる
・引越し先のコンセントの電圧が違う
ひとつずつ見ていきましょう。
ケース1:同じエアコンを使い続けている
【メリット】
・電気代の節約:最新の省エネ機種なら、電気効率が良くなるから
・快適性の向上:温度調節だけでなく、湿度管理や空気清浄機能がある機種も
・健康面の改善:高性能フィルターが、花粉やホコリを除去
・デザインが洗練されている:部屋のインテリアになじみやすく、見た目もスッキリ
・静音設計:稼働音が小さく、寝室にも適しています
・故障リスクの軽減:耐久性の向上で、トラブルが起こりにくくなっています
・アフターサービスが充実:長期保証や修理体制も安心
【デメリット】
・初期費用が高い:本体価格+設置費用で数万円〜十数万円かかることも。
・処分費用がかかる:古いエアコンの廃棄にリサイクル料金や収集費用が必要。
・設置条件の確認が必要:スペースや電源など、新居との相性をチェックする必要があります。
長く使ったエアコンであれば、買い替えを選ぶことで結果的に快適で経済的な暮らしにつながります。
ケース2:引越し先の部屋の大きさが、今の部屋と異なる
【メリット】
適切な能力のエアコンが選べる:広すぎても狭すぎても効率は落ちます。
快適性アップ:部屋に合ったサイズなら、温度ムラが少なく快適です。
【デメリット】
新しいエアコン購入費がかかる:本体価格に加え、設置費も必要です。
旧エアコンの処分費が発生:リサイクル費用+運搬費が別途かかることも。
ケース3:引越し先のコンセントの電圧が違う
アップル引越センターでは、有料で電気工事に対応しています。
・コンセント交換:3,300円(税込)〜
・コンセント交換+延長工事:6,600円(税込)〜
・電圧切替(100V→200Vなど)にも対応可能
ただし、追加の工事費が発生する可能性もあります。現在のエアコンを使える場合もありますが、古い機種なら買い替えた方が長い目で見てお得になるケースも。
このように、電圧の違いによる対応が必要な場合は、工事費と買い替え費を比較して、どちらが経済的かを見極めましょう。
買い替え判断のポイント
・古いエアコンに工事費をかけるか?
・最新機種に買い替えて快適性を得るか?
買い替えにおすすめの時期は、以下の2つです。
・3〜4月(決算期):型落ち商品が安くなるチャンス。
・10〜11月(新商品入れ替え時):新旧モデルの切り替えで値下がり。
部屋に合った機種を選べば、電気代の節約や快適性が大きくアップします。
エアコンクリーニングはどうする?
エアコンクリーニングは、節電につながるおすすめの対策

とくに引越しのタイミングは、取り外しを行うため内部清掃もしやすく、効率よくクリーニングが可能です。
アップル引越センターでは、エアコンクリーニングの有料オプションも提供されています。
たとえば、「分解洗浄クリーニング」は13,200円(税込)〜。プロの技術で、エアコン内部のカビやホコリを徹底的に除去してくれます。
ただし、取り外し・取り付け工事とは別料金になる点に注意が必要です。同じエアコンを新居でも使う予定があるなら、引越しと同時に依頼しておくと便利です。
エアコンクリーニングをするべき目安
エアコンから変なニオイがする→内部にカビ菌が発生している可能性があります。放置すると、体調不良の原因になることもあります。
結露しやすい住まいに設置されている→室内と同様にエアコン内部でも結露が起き、カビが発生しやすい状態です。
過去に一度も分解洗浄をしていないエアコンは、引越しのタイミングでクリーニングしておくことで、新しい生活を気持ちよくスタートできます。
エアコンの取り付け・取り外しで注意すべき3つのポイント
注意点1:賃貸物件の場合は設置できるか事前に確認を
とくに、配管を通すための穴があいていない物件では注意が必要です。また、200Vのエアコンを使いたい場合には、専門の資格を持つ電気工事士による作業が必要になります。
契約書にも条件が書かれている場合があるので、必ず確認しておきましょう。
注意点2:エアコン工事が必要なことを引越し業者に早めに伝える
スムーズに作業してもらうには、引越しの2週間前までに必要な情報を共有しておきましょう。
・エアコンの取り外し日時
・室外機の設置場所
・電源の位置 など
また、冷媒ガスの処理も必要です。これを適切に行わないと、環境への悪影響や法的な問題につながることもあります。
注意点3:専門的な作業は自分でやらない
さらに、冷媒ガスが漏れると修理に10〜30万円かかることもあるため、JRAIA(日本冷凍空調工業会)に登録された専門の業者に依頼するのが安心です。
まとめ
引越しのエアコンの扱いは専門家に任せよう

どちらを選ぶかは、使用年数や新居との相性、工事費とのバランスがポイントです。また、取り外しや取り付けには専門技術が必要で、思わぬ追加費用が発生するケースも。
賃貸物件や電圧の違いなど、見落としやすい注意点も多いため、事前準備と確認が重要です。
クリーニングを同時に依頼すれば、電気代の節約や快適な空気環境にもつながります。
エアコンの移設は、専門知識を持つプロに任せるのが安心です。
アップル引越センターなら、エアコンに関する悩みもまとめて解決できます
基本パックや無制限パックなどニーズに合わせたプランがあり、配管の長さや設置場所の条件に応じて柔軟に対応可能。
冷媒ガス補充やコンセント工事、高所作業にも対応しており、クリーニングオプションも利用できます。
事前に相談すれば見積もりも提示されるため、費用面でも安心。まとめて頼めばコストも抑えられ、引越し当日もスムーズ。
エアコン移設の不安は、まるごとプロに任せて解決しましょう。
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