【3月は損?】新社会人の引越し時期はいつがベスト?失敗しないスケジュールと準備やることリスト

【3月は損?】新社会人の引越し時期はいつがベスト?失敗しないスケジュールと準備やることリスト

新社会人の引越し時期はいつがベスト?タイミング別のメリット・デメリット

【1月~2月中旬】早めの行動で「家賃」と「引越し代」を節約

配属先が早期に決定しているなら、1月から2月上旬が最もおすすめの時期です。

3月に入ると引越し料金は急激に上がりますが、この時期なら通常期の料金で利用でき、数万円から数十万円の節約になることもあります。
この時期は退去予定の物件が出始める一方でライバルがまだ少なく、条件の良い部屋をじっくり選べるのが大きなメリットです。

ただし、早期契約となる分、入居日(家賃発生日)が早まる点には注意が必要です。

4月入社まで家賃の発生を待ってもらう交渉は難しいため、一定期間家賃が無料になるフリーレント物件を活用しましょう。

引越し費用が安くなる具体的な時期や、月ごとの相場についてはこちらで解説しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/2266/

【2月下旬~3月】繁忙期ピーク!物件争奪戦と高騰する費用への対策

2月下旬から3月は、新社会人と学生が一斉に動く年間最大の繁忙期です。

引越し料金は通常期の2倍以上に跳ね上がり、希望日に業者の予約を取ることさえ困難な状況になります。
物件選びもまさに争奪戦で、午前中に内見した部屋が、午後には契約済みになることも珍しくありません。この時期に引越すなら「良いと思ったら即決する」スピード感が不可欠です。

費用が高騰する中で少しでも安く抑えるためには、以下のような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
・土日祝日を避けて平日の日程を選ぶ
・時間指定をしない「フリー便」を活用する
2月〜3月の繁忙期は、柔軟にスケジュールを調整する工夫が必要です。

午前便とフリー便はどっちがおトク?自分らしい引越しプランの選び方はこちら。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/558/

【4月以降】研修後の配属なら「ゴールデンウィーク明け」も狙い目

会社によっては4月中は全員で研修を行い、正式な配属先への移動が5月以降になるケースがあります。この場合、混雑する3月に無理をして引越す必要はありません。

ゴールデンウィーク明けは引越し需要が落ち着き、料金も大きく下がるため、実はとても狙い目の時期です。研修期間中は寮やホテル、実家から通勤し、ゴールデンウィーク中に物件を探して連休明けに引越すと効率的です。
焦らず時期をずらすことで、費用を大幅に抑えつつ、余裕を持って新生活の準備を整えることができるでしょう。

シーズンごとの料金変動や最適なタイミングについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1246/

【保存版】新社会人の引越し準備スケジュール|2ヶ月前からのやることリスト

【引越し2ヶ月前~1ヶ月前】物件探し・内見・決定

まずは「どんな部屋に住みたいか」の条件整理から始めます。家賃上限(手取りの3分の1以下が目安)やエリアを絞り込みましょう。

・物件探し
ネットでの検索だけでなく、実際に不動産屋へ足を運びましょう。
・内見時のチェック
コンセントの位置、日当たり、スマホの電波状況、周辺の騒音などを確認します。
・契約
未成年の場合や、新卒で収入証明がまだ出せない場合は、親の同意書や連帯保証人が必要になることがあります。事前に親に相談しておきましょう。

【引越し1ヶ月前~2週間前】引越し業者手配・初期費用支払い

入居日が決まり次第、すぐに引越し業者を手配しましょう。特に3月引越しの場合は、1ヶ月以上前でないとトラックが確保できないリスクが高まります。

業者への依頼タイミングや何日前に連絡すべきかについては、以下の記事で解説しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1174/

・見積もり比較
複数社から見積もりを取り、サービスと料金を比較します。訪問見積もりを利用すると、正確な荷物量を把握してもらえます。
・初期費用の支払い
敷金・礼金・仲介手数料など、必要な初期費用を支払います。

【引越し2週間前~1週間前】ライフライン手続き・荷造り開始

電気・ガス・水道など、ライフラインの手続きを行います。特に3月はコールセンターが混み合うため、Webからの申し込みがおすすめです。

引越し前にやっておくべきこと、引越し後にやるべきことのリストはこちらが便利です。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1212/

・ライフラインの解約・開始
現住所の解約と、新居の開始手続き(開栓予約)を同時に済ませます。ガスの開栓には立ち会いが必要なので、早めに日程を調整しましょう。
・転出届
現住所の役所で転出届を提出し、転出証明書を受け取ります(マイナンバーカードがあればオンラインでできる場合もあります)。
・荷造り
普段使わないもの(季節外れの服や本など)から荷造りを始めます。

【引越し前日・当日】旧居の掃除・鍵の返却・新居の搬入

引越し前日・当日までに大まかな準備は終わらせ、以下の作業に着手しましょう。

前日の準備
洗濯機の水抜きや、冷蔵庫の霜取りと水抜きを行います。これを忘れると運搬中に水漏れの原因になります。
当日の動き
旧居ではガスの閉栓立ち会い(必要な場合)、搬出後の掃除、鍵の返却を行います。新居では搬入の指示出しと、ガスの開栓立ち会いがあります。
手持ちリスト
新居ですぐ使うもの(トイレットペーパー・充電器・カーテン・照明・洗面用具など)はダンボールに入れず、手荷物として持ち運びましょう。

【引越し翌日以降】転入届・免許証変更・会社への報告

引越しが終わっても、手続きは続きます。新社会人として、会社への報告も忘れず行いましょう。

引越し後に必要な手続き一覧については、こちらで確認して漏れを防ぎましょう。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1237/

・役所手続き
引越しから14日以内に、新居の役所で「転入届」を提出します。同時にマイナンバーカードの住所変更や印鑑登録も行います。
・各種住所変更
運転免許証、銀行口座、クレジットカード、通販サイトなどの住所変更を行います。
・会社への提出
人事・総務へ「住所変更届」を提出し、通勤交通費の申請を行います。

新社会人の一人暮らし、初期費用はいくら必要?相場と節約術

賃貸契約の初期費用と引越し料金の目安

一般的に、賃貸契約にかかる初期費用は「家賃の4.5〜5ヶ月分」と言われています(敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、保証料、火災保険料など)。

これに加えて、引越し業者に支払う料金が発生します。単身引越し(1K・1LDK)の料金相場については、こちらの決定版データを参考にしてください。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/541/

例えば3月の繁忙期に長距離移動をする場合、単身パックでも数万円、通常のトラック便なら10万円を超えるケースも珍しくありません。家具家電の購入費も含めると、合計で50万〜60万円ほど用意しておくと安心です。

会社負担はある?「住宅手当」と「引越し費用負担」の確認

自分で業者を手配する前に、必ず会社の規定(就業規則)を確認してください。

・引越し代全額支給:会社が提携している引越し業者を使えば、請求書が直接会社にいくケースがあります。
・一律支給:「一律10万円支給」など、定額が補助されるケース。
・住宅手当:家賃補助が出る場合、エリア指定(会社から2km圏内など)があることが多いです。

これらを知らずに自分で契約してしまうと補助が受けられない可能性があるため、注意が必要です。

お金をかけずに引越すための5つの節約テクニック

予算が厳しい新社会人のために、賢く費用を抑える方法を紹介します。

費用を抑えて最安値で引越しをするための具体的な方法はこちらで紹介しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1178/

①不用品を徹底的に減らす
新居で使わないものはリサイクルショップやフリマアプリで処分しましょう。
②相見積もりをとる
1社即決は避け、必ず複数社を比較します。
③「単身パック」を利用する
専用のボックスに載る分だけ運ぶプランで、通常のトラック便より割安です。荷物量には十分ご注意ください。
④日程や時間を妥協する
土日よりも平日、午前便よりも午後便やフリー便(時間指定なし)の方が安くなります。
⑤中古の家具家電を活用
新品で全て揃えようとせず、リサイクルショップを活用するのも手です。

物件選びで後悔しないために!新社会人が重視すべき条件

通勤時間は「ドアtoドア」で考える

「最寄り駅まで徒歩5分」でも、乗り換えが大変だったり、職場駅から会社までが遠かったりすると、毎日の通勤がストレスになります。
物件情報サイトの所要時間だけでなく、実際に歩いてみて「自宅のドアからオフィスのデスクまで」の時間を計測しましょう。ラッシュ時の混雑具合も確認必須です。

治安と周辺環境(スーパー・コンビニ)の重要性

残業で帰宅が遅くなることもあります。夜道の明るさや人通りの多さは、必ず確認しておきましょう。
また、自炊をするならスーパーが近くにあるか、疲れた時に頼れるコンビニや弁当屋があるかも生活の質を左右します。

収納と設備の充実度

一人暮らしの部屋は収納が少ないことが多いです。スーツやコート、仕事道具が収まるクローゼットがあるか確認しましょう。

1K・1LDKなどの狭い部屋でも快適に過ごすための収納対策はこちらを参考にしてください。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/536/

・インターネット環境 在宅ワークやオンライン研修がある場合、光回線が導入可能か、速度は十分かは死活問題です。
・宅配ボックス 日中不在がちな社会人にとって、再配達の手間が省ける宅配ボックスは非常に便利です。

配属先が決まっていない場合はどうする?新卒特有のトラブルQ&A

Q. 配属先発表が3月中旬です。引越しは間に合いますか?

非常にタイトなスケジュールですが、間に合わせることは可能です。ただし、通常の手段では業者が空いていない可能性があります。

「今すぐ引越したい!」という時に知っておくべき最短日数のポイントはこちらです。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1156/

対策として、物件の内見を省略してオンライン内見だけで決めたり、一時的にマンスリーマンションやホテルを利用したりしましょう。

Q. 会社の寮や社宅に入る場合の手続きは?

寮や社宅の場合、会社が指定する引越し業者を使わなければならないケースが多いです。自分で勝手に業者を予約せず、まずは入居案内を待ちましょう。ただし、荷造りだけは、指示を待たずに早めに進めておくのが基本です。

Q. 卒業式と引越し、どちらを優先すべき?

遠方の大学から実家や配属先へ引越す場合、日程が重なることがあります。おすすめは、「先に引越しを済ませて、身軽な状態で卒業式に参加する」方法です。
卒業式後は袴やスーツなどの荷物が増える上、別れの挨拶や飲み会で忙しくなるため、引越し作業をする余裕はほとんどありません。

まとめ

まずは「入社日からの逆算」と「会社規定の確認」から!

新社会人の引越しは、ただ荷物を運ぶだけでなく、社会人としての生活基盤を作る大切な作業です。

①まずは会社の規定(費用補助・寮の有無・配属時期)を確認する。
②配属が決まったら、即座に物件探しと業者手配を開始する。
③引越し前後の手続きはリスト化して漏れを防ぐ。

この3ステップを意識して、余裕を持って新生活のスタートを切ってください。

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