シーズンによって料金が変わる!引っ越しに最適なタイミングとは?

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引っ越し費用はタイミングによって変わる
引っ越しには通常期と繁忙期がある
同じ荷物の量でも、引っ越しをするタイミングによって約70,000円の差があることがわかります。 この差額は荷物の量によっても大きく変わりますが、単身者の少ない荷物でも、繁忙期と通常期の差が約10,000円は最低でも発生すると言われています。ファミリーであれば荷物の量も多いため、その分相当な費用の差額が発生する計算になるのです。
なぜ時期によって引っ越し料金が違うの?
入学や卒業、就職、転勤といった節目となる3月~4月は、新生活を始める方が増えて引っ越しの依頼が多くなるため、必然的に繁忙期となります。特に3月下旬~4月上旬にかけては多くの方が引っ越しするため、料金が高くなる傾向にあります。この時期は、通常期の3~5倍ほどの費用を見込んでおいたほうがよいでしょう。
反対にそれ以外の5月~12月は、引っ越しの依頼が減り、料金は比較的安くなります。 このように引っ越し料金は一年を通じて高低差があり、一定ではありません。もちろん、引っ越し業者によっても異なります。例えば繁忙期であってもその業者がそれほど忙しくなければ、価格交渉ができることもあるでしょう。
見積もりを取る前に、引っ越し業者の繁忙期、閑散期のだいたいの時期を知っておきましょう。
高い時期と安い時期
通常期で一番安いのは11月~12月
これらを加味すると、引っ越し料金は年末に近い秋から冬のタイミングが一番落ち着いていると言えるでしょう。これから賃貸物件を決めて引っ越しをしたいと考えている方で、なんとかして費用を抑えたいとお考えなら、このシーズンに引っ越し業者を探すとよいかもしれません。
安い時期に引っ越すメリット・デメリットも知っておこう
しかしこれにはメリットもあり、閑散期においては不動産会社にも時間のゆとりがあるため、ゆっくり丁寧に対応してもらえる可能性が高くなります。また、埋まっていない賃貸物件をなんとか埋めたいと焦る大家や賃貸業者と、上手に価格交渉ができる可能性もあります。
このように、安い時期における引っ越しは、デメリットもある半面、ある程度の時間を割いてじっくり物件を見て、気に入ったものを安価で手に入れることができるというメリットもあります。
日にちや時間帯での料金変動
月の前半、遅い時間帯が安い
また、月の初めに新しい生活を始めようと考える方が多いため、引っ越しは月末に集中することが多いようです。そのため月初めから中旬の料金が比較的安くなる傾向にあります。 安く抑えようと思ったら、週末や祝祭日、それらの前日を避けて、なるべく月初めから月中ぐらいまでに引っ越すとよいでしょう。
また、引っ越しの時間帯によっても料金は変わることがあります。多くの方が、朝早い時間帯に始めて昼頃までには終わらせたいと考えますので、午後~夕方には引っ越し業者の手が空くことがあるのです。そのため、最大限費用を抑えたいのであれば、月初めの月曜~木曜の、午後なるべく遅い時間帯がよい、ということになります。
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