どこで見積りをとる?単身引っ越しの大手5社のサービス内容を徹底比較!

どこで見積りをとる?単身引っ越しの大手5社のサービス内容を徹底比較!

単身引っ越し大手5社をご紹介

引っ越し業者を選ぶ下準備

引っ越しの際は、業者が多くて選ぶのに一苦労します。まずは大手業者の単身引っ越しサービスがどのようなものかを理解しましょう。大手5社の情報をご紹介します。

サカイ引越センター

長距離引越しをする単身者向けに「小口便引越サービス」が用意されています。
荷物を専用のBOXに載せて運ぶもので、BOX数に応じた料金となります。BOXサイズは高さ144cm、幅105cm、奥行き75cmです。

アート引越センター

引越しをする人の特徴に応じたパックと、荷物量に応じたコースの組み合わせができるようになっています。
例えば女性の引越しの場合は「レディースパック」が選べます。レディースパックは女性スタッフだけで引越しを行うため安心です。
コースは「基本コース」「ハーフコース」「フルコース」の3つがあり、荷造りと荷解きを依頼するかどうかでコースが分かれています。

クロネコヤマト引越センター(ヤマトホームコンビニエンス)

家財量が少ない引越しに対応する「わたしの引越」があります。
荷物を専用のボックスに載せて運びます。専用ボックスは高さ170cm、幅104cm、奥行き104cmで、サカイ引越センターのものよりやや大きいサイズです。専用ボックス1本の家財量の目安は、衣装ケース3個、ダンボール15個、布団1組、カラーボックス1個程度です。

日本通運株式会社

荷物量や距離に合わせて選べるよう、プランが豊富です。 1つ目は、コンテナボックスに荷物を積み込むタイプで、荷物の量に応じて選べる「単身パックS・L」です。
2つ目は、「単身パック積んでみる1.5m3(リューベイ)」です。自分で「1m×1m×1.5m」のスペースを測り、その中に納まるよう事前に荷物を積み上げておきます。
3つ目は、搬出や搬入も含め4時間内に引っ越しを完了する「単身パック当日便」です。移動時間は30分程度、距離にして15~20km程度の近場に限られます。

アリさんマークの引越社

荷物の量に応じて「超ミニ引越プラン」「特ミニ引越プラン」「ミニ引越プラン」の3種類があります。訪問見積りで最適なプランを提案されます。 いずれのプランも時間制限はありません。ただし、同一市内、同一区内で移動距離は5km以内での引っ越しに限られています。それ以上の距離だと、通常の引っ越しプランを利用しなければなりません。
他社では有料のいくつかのオプションサービスが無料になるのは、メリットといえるでしょう。

よくある料金トラブル

安さ重視でありがちな金銭トラブル

「安さ」ばかりで引っ越し業者を選んでしまうと、後から金銭トラブルになって結局高くつくこともあります。よくあるのが以下のようなトラブルです。

まず、見積り金額よりも高い金額を請求されるトラブルがあります。たとえば、エアコンの取り付けなどの電気工事で、新居に合わせた配管の延長や部品の追加などにより見積りより高い金額を請求される、といったものです。
次に、電化製品や家具を破損または紛失したのに、思ったほどの金額を補償してもらえないトラブルもあります。破損したものが修理できない場合、一般的に時価での賠償となります。購入から年数が経っていると特に、元々の金額よりずっと低くなり、値段が付かないことさえあります。補償の適応範囲や内容に関しては業者ごとでも異なるため、トラブルを防ぐためには、事前に各引越し会社のサービス利用規約や標準引越運送約款に記載されている内容をしっかりと確認しておくことが大事です。

トラブル回避のための注意点

追加料金

見積り時に、追加料金が発生する可能性について確認しましょう。たとえば、エアコンの取り付け位置などを見積り時に伝え、配管の延長料金などを含めた正確な見積りを出してもらうようにします。
予定より多くの荷物になって、契約していた単身パックやトラックに入りきらないと、追加料金を払って運んでもらうことになります。見積りの際は、正確な荷物量を業者に伝えることが大切です。

注意を要する荷物

パソコン運搬で補償付きを謳っている場合でも、データまでは補償されない場合がほとんどです。必ずデータのバックアップをとっておきましょう。
現金・通帳・カード・貴金属などの貴重品は、引っ越し業者には頼まず自分で運ぶのが原則です。その他のお気に入りの大切な品に関しては、自分で持っていくか、丁寧に梱包した上で「取扱注意」などと目立つように書いておくのがおすすめです。但し、万が一破損などが起きてしまった際にトラブルにならないよう、やはり事前に各引越し会社のサービス利用規約や標準引越運送約款に記載されている内容をしっかりと確認しておくことが大事です。

キャンセル・延期の手数料

標準引越運送約款によると、引っ越しの3日前までならキャンセル・延期手数料を支払う必要はありません。手数料は引っ越しの「運賃と料金」に対して、前々日なら20%以内、前日なら30%以内、当日なら50%以内と定められています。 ただし、すでに着手したサービスの料金は支払わなければなりません。
なおこの規定は、2018年6月に改正施行されたものです。改正前より手数料が増え、手数料の発生する日が早まっています。サイトによっては以前の規定を紹介しているものもあるので、間違えないようにしてください。
面倒なやり取りや電話は一切ナシ! 予約までネットで完了!!

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