引越しに使うダンボールはどう準備する?入手方法から処分方法まで
引越しに適したダンボールとは?
自分でダンボールを入手する必要があるとき
引越し業者の多くは、荷造り用のダンボールを一定数無料でサービスしてくれます。
しかし、荷物量が多くてダンボールが足りない場合や、格安業者やプランのためダンボールをもらえない場合、または自力で引越しをする場合など、自分で引越しに適したサイズのダンボールを、必要数分調達しなければならないこともあります。
しかし、荷物量が多くてダンボールが足りない場合や、格安業者やプランのためダンボールをもらえない場合、または自力で引越しをする場合など、自分で引越しに適したサイズのダンボールを、必要数分調達しなければならないこともあります。
引越しに適したダンボールのサイズは?
ダンボールのサイズは、通常、縦・横・高さの3辺の合計(単位はcm)で、100サイズ・130サイズなどと呼ばれます。
たとえば、3辺とも35cmなら合計105cmですから、110サイズとなります。
一般的に引越し業者が提供するのは、100サイズから140サイズのうち、大小2種類の組み合わせです。ダンボールの縦・横・高さは、業者によって違います。 自分で用意する場合もこれに倣い、100~140サイズのダンボールを、大小組み合わせるといいでしょう。
一般的に引越し業者が提供するのは、100サイズから140サイズのうち、大小2種類の組み合わせです。ダンボールの縦・横・高さは、業者によって違います。 自分で用意する場合もこれに倣い、100~140サイズのダンボールを、大小組み合わせるといいでしょう。
必要なダンボールの個数は?
実際の荷物量によって異なるため一概にはいえませんが、1人暮らしでは20〜30個程度、夫婦2人、3人家族で50〜80個くらいは必要になる場合が多いようです。
ダンボールを準備する際は、大体1人あたり20個程度を目安にして計算するといいでしょう。
ダンボールを入手する方法
有料でダンボールを入手する
ダンボールは、ホームセンターやDIYショップで、1枚あたり150円前後で購入できます。購入する場合、サイズや枚数など、自分の希望通りのダンボールを確実に手に入れることができるでしょう。ただし店舗で購入する場合、実際に手に取ってみてサイズを実感できるという利点はありますが、案外かさばって、持ち運びにくいという欠点もあります。
持ち運びが気になる場合、ダンボールメーカーの直販サイトなど、インターネットショップからの購入も検討してみましょう。引越し向けの丈夫なタイプのものは、「引越しダンボール」などと呼ばれていますので、チェックしてみてください。
また、引っ越し業者に連絡して、追加で段ボールを注文することもできます。 どの引越し業者も有料で段ボールの追加注文を受け付けてくれています。引越しを予約しているお客様に限定されることが多いですが、一度連絡をしてみるのもいいでしょう。 残りの荷物量を伝えれば、最適な段ボール数も教えてくれるかもしれません。
持ち運びが気になる場合、ダンボールメーカーの直販サイトなど、インターネットショップからの購入も検討してみましょう。引越し向けの丈夫なタイプのものは、「引越しダンボール」などと呼ばれていますので、チェックしてみてください。
また、引っ越し業者に連絡して、追加で段ボールを注文することもできます。 どの引越し業者も有料で段ボールの追加注文を受け付けてくれています。引越しを予約しているお客様に限定されることが多いですが、一度連絡をしてみるのもいいでしょう。 残りの荷物量を伝えれば、最適な段ボール数も教えてくれるかもしれません。
無料でダンボールを入手する
できるだけお金をかけずにダンボールを調達したい場合は、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどで、使用済みのダンボールを譲ってもらうという方法があります。お店の迷惑にならないよう、できるだけ忙しくない時間帯に、店員さんに尋ねてみましょう。
無料で譲ってもらえることになった場合でも、ただやみくもにもらうのではなく、汚れ・サイズ・厚みをしっかりチェックしましょう。小さすぎるものや厚みが薄いものは、引越しには向きません。
ダンボールを使って上手に梱包する方法
「小」には「重」、「大」には「軽」
引越し業者がサイズの違うダンボールを組み合わせて提供するのは、中に入れる荷物によって使い分けをしてもらうためです。
たとえば本などの重いものを大きいダンボールにぎっしり詰めてしまうと、持ち運びにくくなったり、底が抜けたりするおそれがあります。 ですから、重いものは小さいダンボールに、軽いものは大きなダンボールに入れて梱包するのが基本です。
たとえば本などの重いものを大きいダンボールにぎっしり詰めてしまうと、持ち運びにくくなったり、底が抜けたりするおそれがあります。 ですから、重いものは小さいダンボールに、軽いものは大きなダンボールに入れて梱包するのが基本です。
食器などのワレモノ
箱が重くなったり、食器が割れたりするのを防ぐため、小さめ(100〜110サイズ)のダンボールを使います。緩衝材(ミラーマット・エアパッキンや、くしゃくしゃにした古新聞)も用意しましょう。
まず緩衝材を底に敷きます。その後、食器をひとつずつ包んで入れましょう。お皿は縦にして入れるのが基本です。
最後に、隙間に緩衝材を詰めて中の品物が動かないようにすると、より割れにくくなります。
まず緩衝材を底に敷きます。その後、食器をひとつずつ包んで入れましょう。お皿は縦にして入れるのが基本です。
最後に、隙間に緩衝材を詰めて中の品物が動かないようにすると、より割れにくくなります。
衣類
軽い洋服などは、しわにならないように、大きめ(120〜140サイズ)のダンボールを使うとよいでしょう。
洋服をハンガーにかけたまま収納できるダンボール「ハンガーボックス」は引越し業者が貸してくれることが多いですが、自分で用意する場合、市販品を手に入れることもできます。
洋服をハンガーにかけたまま収納できるダンボール「ハンガーボックス」は引越し業者が貸してくれることが多いですが、自分で用意する場合、市販品を手に入れることもできます。
本、CD・DVDなど
本は重量がありますから、使用するのは小さめ(100〜110サイズ)のダンボールです。CD・DVDなどは「縦」にして入れます。
詰め込みすぎないようにして、緩衝材や新聞紙を使って隙間を埋めてください。
詰め込みすぎないようにして、緩衝材や新聞紙を使って隙間を埋めてください。
引越し後、不要になったダンボールの処分方法
自治体のルールに従ってゴミ出しする
多くの自治体が、ダンボールを資源ごみとして回収しています。ただし、すぐにでも荷解きして新生活を始めたいと思っても、ダンボールの回収日はずっと先、ということもあるかもしれません。引越し先の自治体のホームページなどをチェックして、適切に廃棄するよう心がけましょう。どうしても回収日までに処分したい場合、以下にご紹介する他の処分方法も検討してみてください。
古紙回収・廃品回収業者に頼む
荷解きが済み次第すぐに、不要になったダンボールを処分したいと思われるなら、古紙回収・廃品回収業者に依頼する手段もあります。
業者によって、無料・買い取り・有料のパターンがあるようです。 ただし、自治体の許可を得ていない違法業者も横行していて、トラブルになりがちとの情報もあります。ご利用の際には、十分に情報を集めてから信用できる業者を選びましょう。
業者によって、無料・買い取り・有料のパターンがあるようです。 ただし、自治体の許可を得ていない違法業者も横行していて、トラブルになりがちとの情報もあります。ご利用の際には、十分に情報を集めてから信用できる業者を選びましょう。
引越し業者に引き取ってもらう
引越し業者に頼んで引越した場合、不要になったダンボールを引き取ってもらえることがあります。通常は、引越し後に荷解きが済んだら、業者に連絡して回収してもらいます。
ただし、業者によっては、自社のダンボールしか回収しないといったケースもあります。引越し業者を選ぶ際、チェックポイントのひとつに加えておくと安心でしょう。
ただし、業者によっては、自社のダンボールしか回収しないといったケースもあります。引越し業者を選ぶ際、チェックポイントのひとつに加えておくと安心でしょう。
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