引っ越しをやむを得ず取りやめることに……。依頼はキャンセルできる?やり方は?
キャンセルは何日前まで可能?料金はどれくらい?
引っ越し日の3日前までなら無料
実は、これに関しては国土交通省が定める「標準引越運送約款」の第21条にきちんと記載されています。「引っ越しを行う予定だった日の3日前までなら、無料でキャンセルを行うことができる」と決められているのです。とは言え、「そんなギリギリまで大丈夫ならまだ連絡しなくていいか」ということのないように気を付けましょう。
連絡を故意に遅らせると業者の迷惑になりますし、最悪キャンセルをするのを忘れてしまうおそれもあります。 キャンセル料に関わらず、引っ越しをキャンセルしなければならないことがわかった時点で、すぐに連絡をするのが賢明です。
キャンセル料は約款で決められている
このキャンセル費用は2018年6月に改定され、割合が増加しています。値上げに踏み切ったのは、インターネットの普及により、キャンセルがより手軽にできるようになってしまったためです。
あまりにも安易にキャンセルされるようになると業者にとっては大きなダメージとなるため、簡単にキャンセルしないように値上げされたのです。キャンセル料については、値切るなど、支払いを渋って交渉できるようなものではありません。やむを得ず2日前~当日にキャンセルを行う場合は、スムーズに支払いに応じましょう。
すでに受け取った段ボールはどうするべき?
基本的には返却
標準引越運送約款では、キャンセルをした場合の金額については定められていても、梱包資材についてまでは書かれていません。
そのため、扱い方についてはそれぞれの業者によって異なります。ただし、基本的には資材を使用していなければ返却するだけで済むケースがほとんどです。返却する場合は、直接返却、または手数料を支払って引き取ってもらうというケースがあります。
しかし、すでに段ボールを使用している場合や契約の内容によっては、買い取りが必要になる可能性もあります。
どのような規定になっているかは引っ越し業者のホームページで確認したり、契約のときに引っ越し利用規約などの書類に目を通したりして調べましょう。もし梱包資材に関する取り扱いについて不明な点があれば、キャンセルしたときに焦らず対処できるように、なるべく直接確認しておくことをおすすめします。
後に契約した業者が返却してくれるケースも
キャンセル時のトラブルを防止するためにできること
一括見積もりサービスを利用しよう!
内金・手付金に注意!
契約書をよく読もう
誠意を持ってキャンセルしよう
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