HOME > 引越し情報コラム > 【新社会人の引越し】費用・予算の相場は？初期費用を抑える完全ガイド

【新社会人の引越し】費用・予算の相場は？初期費用を抑える完全ガイド

このページの目次

新社会人の引越し費用、総額はいくら？【相場と内訳】
【会社に確認】自腹を切る前に！「新卒」が確認すべき補助制度
予算オーバーを防ぐ！新社会人のための「引越し費用」節約テクニック
貯金がない！初期費用が払えない時の緊急対処法
新社会人の引越しお金事情に関するよくある質問（FAQ）
まとめ

新社会人の引越し費用、総額はいくら？【相場と内訳】

初めての一人暮らしでも失敗しない、新社会人が知っておくべき引越し費用

春から新社会人としての生活が始まる皆様、おめでとうございます。「引越しにどれくらい費用がかかるのか分からない」「貯金が足りるか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。
新生活をスムーズに始めるためには、事前の資金計画が欠かせません。
この記事では、新社会人の引越し費用の相場と内訳、予算オーバーを防ぐ節約術、会社に確認しておきたい補助制度を分かりやすく説明します。

結論から申し上げますと、新社会人が一人暮らしを始めるための引越し費用総額は、一般的に「40万〜60万円」程度が目安となります。
この金額を聞いて「そんなに必要なの？」と驚く方もいるでしょう。しかし、これは「賃貸契約」「引越し業者」「家具家電購入」すべてを含んだ金額です。内訳を理解し、どこで節約できるか把握することが大切です。

引越し料金の内訳について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/564/

1. 賃貸契約の初期費用（家賃の4.5〜5ヶ月分）

費用の大半を占めるのが、部屋を借りるための「初期費用」です。一般的に、家賃の4.5〜5ヶ月分が相場と言われています。
・敷金・礼金：大家さんへの担保や謝礼（各1〜2ヶ月分）
・仲介手数料：不動産会社への報酬（0.5〜1ヶ月分）
・前家賃：入居月の家賃（1ヶ月分）
・その他：火災保険料、鍵交換費、保証会社利用料など

例えば家賃8万円の物件なら、初期費用として約36万〜40万円が目安になります。

ただし、「敷金・礼金なし（ゼロゼロ物件）」や一定期間家賃が無料になる「フリーレント物件」を選べば、初期費用を数万〜十数万円ほど抑えられます。

敷金・礼金の仕組みや交渉について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/632/

2. 引越し業者の料金（繁忙期は通常期の1.5〜2倍）

次に、荷物を運ぶための費用です。新社会人の引越しシーズンである2月下旬〜4月上旬は、引越し業界の最繁忙期にあたります。
・通常期：単身・近距離で2万〜5万円程度
・繁忙期：通常期の数倍以上（5万〜10万円超えも珍しくない）

料金は「荷物内容」「移動距離」「時期（日時）」などによって算出されます。
特に3月は予約がすぐ埋まるため、内定先や配属が決まり次第早めに動くことが節約につながります。

引越し費用が安くなる時期や相場の推移については、以下で詳しく解説しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/2266/

3. 家具・家電の購入費用（最低限で15万円〜）

実家から独立する場合、生活に必要な家具家電を一から揃える必要があります。最低限の生活をスタートさせるだけでも、15万〜30万円ほど見ておくべきでしょう。
・必須家電：冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ
・必須家具：寝具（ベッド・布団）、カーテン、照明
・その他：テーブル、生活用品など
まずは必要最低限のものだけをそろえ、生活に慣れてから少しずつ買い足すのがおすすめです。
耐久性や衛生面を考慮しつつも、中古品やレンタルサービスをうまく活用すれば費用を抑えられます。

一人暮らしに必要なものや便利グッズについては、こちらの記事が役立ちます。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/634/

4. 当面の生活費（初任給までのつなぎ資金）

意外と見落としがちなのが、「初任給が入るまでの生活費」です。多くの会社では、給料は「月末締め・翌月払い」などのサイクルになっています。
つまり、入社してから最初の給料が入るまで、約1ヶ月間は収入がない状態で生活しなければなりません。
・食費、日用品費、交際費
・水道光熱費の支払い（入居後すぐ発生する場合も）
・通信費（スマホ、ネット回線）
これらに備えて、初期費用とは別に10万〜15万円（1〜2ヶ月分の生活費）を予備費として確保しておきましょう。
予算に余裕がない状態で引越しをすると、新生活の初めから生活が苦しくなる可能性があります。

新生活の準備に必要なことや心構えについては、以下もチェックしてください。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1252/

【会社に確認】自腹を切る前に！「新卒」が確認すべき補助制度

「引越し手当」と「住宅手当（家賃補助）」の違い

会社から支給される補助には、大きく分けて2種類あります。
①引越し手当（支度金）
入社や転勤に伴う引越し費用（引越し業者代、敷金礼金、交通費など）を、会社が「一時金」として負担してくれる制度です。「実費支給」の場合と「一律〇〇万円支給」の場合があります。
②住宅手当（家賃補助）
毎月の家賃の一部を会社が補助してくれる制度です。これは毎月の給与に上乗せされる形で継続的に支給されます。

「引越し費用は全額会社負担」というケースも珍しくありません。必ず「領収書が必要か」「指定の引越し業者はあるか」などを事前に確認しておきましょう。

寮・社宅なら初期費用が激安になる可能性も

企業によっては、独身寮や借上げ社宅を用意している場合があります。
・初期費用：敷金・礼金・仲介手数料が不要（または会社負担）になるケースが多い。
・家賃：相場よりも格安（数千円〜2,3万円程度）で住める。

寮や社宅を利用できれば、初期費用も毎月の固定費も劇的に抑えられます。
「共同生活は不安…」と敬遠せず、金銭的なメリットも踏まえて検討してみる価値があります。利用条件や入居期限を入社前に確認しましょう。

予算オーバーを防ぐ！新社会人のための「引越し費用」節約テクニック

【物件選び編】敷金礼金ゼロ・フリーレント物件を狙う

賃貸契約の初期費用を抑える最も効果的な方法は、物件選びの条件を工夫することです。
オトクな方法①：ゼロゼロ物件
敷金と礼金が0円の物件。退去時のクリーニング代が定額で必要な場合もありますが、初期費用は大幅に下がります。
オトクな方法②：フリーレント
入居後の家賃が1ヶ月〜数ヶ月分無料になる物件。

特に新卒向けや学生が多いエリアでは、春の入居促進キャンペーンとしてこれらの条件が出ることも多いです。

物件を決める前に知っておきたいチェックポイントは、こちらで解説しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/560/

【家具家電編】リサイクルショップ・ジモティーの活用

「全部新品でそろえたい」というこだわりを少し見直せば、費用を半分以下に抑えることもできます。

・リサイクルショップ：洗濯機や冷蔵庫などの白物家電は、中古でも状態が良いものが多く出回っています。
・ジモティー等の掲示板：引越しで不要になった家具を「0円」や「格安」で譲ってくれる人が見つかります。
・家具家電付き物件：最初から備え付けられている物件を選べば、購入費用も引越しの荷物量も減らせます。

また、引越しと同時に不用品が出る場合は、回収を同時に済ませると効率的です。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/2365/

【時期編】入社研修後の「5月引越し」が可能か検討する

入社後の研修がオンラインだったり、実家から通える距離であれば、引越し時期をずらすのも一つの方法です。

3月中旬〜4月上旬のピークを過ぎ、ゴールデンウィーク明けの5月中旬以降になれば、引越し料金はガクンと下がります。不動産市場も落ち着き、ゆっくりと物件を選べるようになります。
会社に相談して入居時期を調整できるなら、費用と手間の両方を大幅に削減できるでしょう。

引越し料金を安くするための時期や見積もりのコツについては、以下もご覧ください。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/556/

貯金がない！初期費用が払えない時の緊急対処法

住居・生活関連の助成金を探してみよう

自治体によっては、若年層や新婚世帯、転入者のために「家賃補助」や「引越し費用助成」の制度を設けているところがあります。
例えば、条件を満たせば「住居確保給付金」のようなセーフティネットが利用できる場合もありますし、地方移住に伴う就職であれば移住支援金が出ることもあります。

制度の探し方と幅広い支援について

自分が住む予定の自治体のホームページで「助成金」「補助金」「若者支援」などのキーワードで検索してみましょう。
2024年以降は、国や自治体の補助金をまとめて検索・申請できるポータルサイトも充実してきています。
申請には期限や条件があるため、物件契約や住民票を移す前に情報を集めることが重要です。

住民票の移動手続きについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1189/

新社会人の引越しお金事情に関するよくある質問（FAQ）

Q. 新卒の家賃目安は手取りの何割ですか？

一般的には「手取りの3分の1」が目安ですが、余裕を持つなら「4分の1」をおすすめします。注意点は、額面（総支給額）ではなく、税金や保険料が引かれた後の「手取り額」で計算することです。
初任給の手取りが20万円なら、家賃は6万〜6.5万円以内に抑えると、貯金や趣味にお金を回しやすくなります。

Q. 引越し費用はいつ払うのですか？

支払いタイミングは以下の通りです。
①賃貸の初期費用
契約時（入居審査通過後、鍵の引渡し前）。基本的に銀行振込です。
②引越し業者
引越し当日の作業前（現金払い）が一般的ですが、最近はクレジットカード払いや事前の振込に対応している業者も増えています。見積もり時に確認しましょう。

Q. 仲介手数料は値切れますか？

交渉は可能ですが、新社会人の場合は慎重に。場合によっては交渉の余地はありますが、繁忙期は入居希望者が多いため、無理な値引き交渉をすると入居を断られる可能性があります。
最初から「仲介手数料半月分」や「無料」としている不動産会社を選ぶ方が安心です。

引越しが決まったら、やるべきことをリスト化して漏れがないようにしましょう。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/2219/

まとめ

予算管理を制する者が新社会人生活を制する

新社会人の引越しは、人生の新しいステージへの第一歩です。改めて、今回のポイントを整理します。
・総額予算は40〜60万円を想定して準備する
・自腹を切る前に、会社の補助制度や寮がないか必ず確認する
・敷金礼金ゼロ物件や中古家電を活用して初期費用を抑える
・引越し時期を繁忙期（3〜4月）からずらせないか検討する
お金の不安を解消し、気持ちよく新生活を始めてくださいね。

新社会人の単身引越しならアップル引越しセンターにお任せください！

アップル引越しセンターは、新社会人の皆様の新しいスタートを全力でサポートします。WEB見積もりなら、訪問なしで24時間いつでも確定金額を無料で表示。
「安く」「早く」「安心」して引越したい方は、ぜひ一度料金をチェックしてみてください。

単身引越しにおすすめのサービス内容については、こちらで比較・解説しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1249/

カテゴリーから記事を探す

引越しまでの準備引越し見積りの相場とカラクリ 1K・1LDKの引越しのコツ 1K・1LDKの引越しで揃えるアイテム・インテリア引越し後の片付け未分類