時間をかけずに単身引越し料金を安くする相見積りの方法
当たり前のように行なっている相見積り
相見積りをお金と時間の観点で考えてみましょう
なぜ1社からの見積りだけではダメなのか?複数社から見積を取るメリットは?
このページでは、引越し会社検討時に当たり前に行っている「相見積もり」について細かく説明。もっとも良い相見積もりの方法を、時間とお金の観点で紹介します。
【このページのポイント!】
・単身引越し料金は、相見積りによって料金を下げられることがあります
・理由は、他社の金額を参考にそれより安い金額を提案してくるためです
・その逆で、他社の見積りをとっていないと金額を下げづらくなります
・相見積りをするときのコツは2〜3社。会社の取り揃えとしては、大手、中堅、小規模または地場、これで具体的な金額感を知ることができます
引越し会社を選ぶ時は、相見積りがオススメです
料金の値下げ交渉に使えます
一括見積比較サイトで、よく知られているのは「引越し侍」や「SUUMO引越し」、「LIFULL引越し」などです。
相見積りをする理由として挙げられるのは、相場を知りたいということ。複数社から見積りを取ることで、大体の料金のイメージをつかみます。
関連ページ:1K、1LDKの単身引越し料金相場表 引っ越し会社がまとめた決定版
また、複数社の見積もりを利用することで引越し料金を安くすることもできます。
例えば、引越し会社との交渉の際「A社さんは4万円でしたよ」と他社の金額を伝えると「じゃぁうちは3万8千円まで下げますので、うちに決めてもらえませんか?」といった話になることがあります。
トラックが余っている会社は、「料金を下げてでも受注したい」ので値下げ提案をしてくるのです。
関連ページ:暇な会社ほど安くなる!?引越し会社は引越し価格をこうやって決めている
「過去に依頼した引越し会社にまた依頼したい」「友人などから紹介された」といったケースを除けば、「相見積り」は引越し会社選びにおいて有効な方法なのです。
相見積りをするときに抑えたいポイント
引越会社から見積りを取るのは手間がかかる
引越条件(引越し日、引越し前後の住所、荷物量など)を入力したり電話で伝えたりしなければなりません。また、問い合わせをした引越し会社からは、メールや電話が次々ときますので、対応しなければなりません。それが複数社、10社くらいから連絡が来ることも珍しくありません。
相見積りは、思っている以上に時間を取られるものなのです。
そこで、このページでは相見積りを効率よく上手に行う方法をお伝えします。
1.見積もりを取る数は3社で十分
それより多くの引越会社から見積りを取ったとしても、出てくる料金は代わり映えしません。
2.見積りを取る3社は、「大手」「中堅」「地場・小規模」の引越し会社から、それぞれ1社ずつ
バランスが良いのは、「大手」「中堅」「地場・小規模」の引越し会社から、それぞれ1社ずつにすることです。
このようにするのは、引越会社の規模によって、そもそもの単身引越の料金レンジが異なるからです。逆に言えば、大手引越会社3社から見積りを取っても、提示金額はそう変わりません。
大手、中堅、小規模で料金が違う理由はいくつかあります。
まず大手はブランド力があるため、やや高めの料金設定です。その理由は、多少高くても選ばれるという自信があるからです。一方、小規模な会社は、「安さ」を武器にしますので、やや安めの料金設定です。その中間をいくのが中堅となります。
3.最初に見積りを取る会社は中堅がよい
大手引越会社の場合、訪問見積りを提案してくるケースが多いのですが、単身引越しにおいて、これは時間のムダです。訪問見積りをする理由は、正確に荷物量を把握するためですが、単身の場合は訪問しなくても荷物量を把握するのは可能です。なぜなら、単身は荷物量が少ないからです。
ではなぜ大手引越会社は訪問見積りを提案してくるのでしょうか?理由は「訪問時にクロージングをして契約を取りたいから」です。つまり、営業的な理由です。対面のほうが営業はしやすいし、中には面と向かって断るのが苦手という方もいらっしゃいますので、受注率も高まります。そのため「まずは訪問見積り」を提案するのです。
小規模引越し会社の場合、見積りがどんぶり勘定であるケースがあります。大手、中堅ほど社員教育が徹底していないため、見積り内容の整備がされておらず、ざっくりした金額が提示されることがあります。何にいくらかかるのかが分からないので、後々の交渉には使いづらいです。
相見積りの時間対効果を意識する
中には連絡がきたすべての会社に対応をする方もいるようですが、使う時間を考えると得策ではありません。
ポイントで書いた通り、見積もりは3社程度取れば十分です。もっとたくさんの引越会社から見積りを取れば、さらに料金が安くなるのではないかと考える方もいます。確かに金額は安くはなるかもしれませんが、下がってもその額は微々たるものです。
安くなった金額とそれに費やした時間を比較して、時給計算をしてみてください。わずかな金額のために、貴重な時間を使い過ぎるのは、もったいないとは思いませんか?
また、過剰に安くする引越会社は空車率が高い会社である可能性が高いです。その会社は、なぜ空車率が高いのか?背景にあるものを考えてみるのもよいでしょう。
単身引越しの引越会社選びにおいて、相見積もりは有効な手段であることが分かりました。とはいえ、時間のかかる行為であり、ただ漠然と行っても非効率です。記載したポイントを抑えて効率よく行うことをオススメします。
どんなに安くなったとしても、そのためにみなさんの時間をたくさん使ってしまっては意味がありません。見積りを取るにあたり、ぜひ自分の時間をお金に換算して、効率よく行っていただければと思います。
相見積りの際には、弊社のシステムを使えばさらに効率的に進めることができます。
まれに「表示された確定金額より安くできないか?」と問い合わせを受けることがあります。もちろん、私ちが対応可能な範囲であれば、お客様のご要望にお応えします。ただし、過剰な値下げはしていません。過ぎた値下げは、引越サービスの品質を下げることになってしまうからです。
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