引越し後の片付けが終わらない!いつまで続く?プロの順番・コツで快適な新生活を始める完全ロードマップ

引越し後の片付けが終わらない!いつまで続く?プロの順番・コツで快適な新生活を始める完全ロードマップ

なぜ片付けが終わらない?3つの主な原因を解説【開かずの段ボールにサヨナラしよう】

原因①:計画を立てていないから(どこから手をつけていいか分からない)

荷解きの計画を立てないと、目の前のダンボールをなんとなく開けては次へ…の繰り返しで、片付けが進みません。必要なものと不要なものが混ざって収納スペースがすぐにいっぱいになってしまいます。

「どの部屋から」「どのものを優先して」片付けるか、優先順位を決めて進めることが大切です。毎日使う生活必需品から開封し、季節外れのものやストック品は後回しにしましょう。

ダンボールには中身と使う部屋を記入しておくと、何がどこにあるか把握しやすくなります。計画的に進めることで、無駄な動きが減り、効率よく片付けられるのです。

引越し前の荷造りのコツは、こちらの記事をご覧ください。

■引っ越しの荷造りで、効率よく梱包するコツや注意点は?
https://apple-hikkoshi.jp/archives/1234/


■【これだけでOK】引越しの荷造り・梱包を効率的に進める8つのコツと準備すべきものを解説
https://apple-hikkoshi.jp/archives/2251/


原因②:完璧主義すぎるから(収納が決まらないと荷解きできない)

収納にこだわりすぎると、少し迷うだけで手が止まりがちです。「理想的な配置」が決まらないと、ダンボールを開けられず放置されがちです。
最初から完璧を目指さず、まずは「使う場所の近くにざっくり収納」しておき、あとから微調整するのが現実的です。「8割収納」を意識すると、精神的な負担も軽くなり、スムーズに進みます。

まずは生活に必要な最低限を整えて、徐々に理想の状態に近づけていくのが現実的です。
また、引越しは前後でやることがたくさん。片付けばかりはしてられないので、完璧主義に陥らないように気をつけましょう。

■【最新】引越しのやることチェックリスト 必要書類から荷造り・引越し後までの流れを徹底解説
https://apple-hikkoshi.jp/archives/2219/

原因③:疲労でモチベーションが低下するから

引越しは体力も気力も消耗するので、疲れがたまるとやる気が続かず、片付けが進まなくなります。部屋の散らかりに圧倒され、作業がさらに手につかなくなる悪循環が起きやすいのです。

無理をせず、短期集中と長期計画を使い分ければ、疲れをためずに進められます。必要最低限の場所だけ先に整えて、あとは時間をかけて少しずつ片付ければOKです。

一人で抱え込まず、家族や友人、業者に頼ることで気持ちが楽になります。疲れたときは休憩を取りながら、自分のペースで進めるのが大切です。

片付けを始める前に!絶対押さえるべき3つの鉄則

鉄則1:完璧を目指さない。「8割収納」でOKと心得る

最初から理想の収納を目指すのは難しいです。そのため、まずは「生活できる」状態を目指しましょう。「使うものだけ」をざっくりと定位置にしまう「8割収納」がポイントです。
残りの2割(細かいものや迷うもの)は後回しで問題ありません。生活しながら調整すればよいのです。スペースに余裕があると、新しい物の追加や来客対応もスムーズになります。

完璧を求めずにゆとりを持てば、ストレスなく片付けが進みます。狭い部屋(1K・1LDK)などでの収納は、さまざまな工夫をする必要があります。こちらの記事をご覧ください。

■【1K・1LDK】狭い!収納がない!1人暮らしの収納対策法
https://apple-hikkoshi.jp/archives/536/

鉄則2:短期集中と長期計画を上手に使い分ける

すぐに必要な寝具・洗面用具・最低限の食器などは「短期集中」で早めに片付けます。逆に、以下のものは「長期計画」で少しずつ整理しましょう。

・季節物の衣類
・来客用の道具
・思い出の品 など
すべてを一度に片付けようとせず、毎日少しずつエリアを決めて進めるのがコツです。無理をせず、生活しながら自然に整えていく意識が大切になります。

鉄則3:一人で抱え込まない

引越し後はやることが多いため、片付けを一人で全部やろうとすると負担が大きくなります。家族やルームメイトと役割分担をすることで、効率よく進められます。
友人に手伝ってもらうのもおすすめ。声をかければ思ったより協力してくれることも多いものです。

重い家具や大量のゴミは、不用品回収業者や片付けサービスの利用も検討しましょう。周りの力を借りることで、ストレスを減らし楽しく新生活をスタートできます。

【保存版】引越し後の片付け完全ロードマップ【5ステップ】

STEP0:片付けの前準備をする

荷解きをする前に、まずは下準備を整えましょう。
・ダンボールを種類別に部屋へ運ぶ(キッチン、洗面所、リビング等)
・大型家具・家電の配置を確定させる(これがないと始まらない)
・床や収納スペースの掃除(ホコリっぽいまま荷物は置けない)

また、道具としては以下のものを用意しておきましょう。
・ゴミ袋
・はさみ
・紐などの道具
間取り図を見ながら、大型家具の配置や収納スペースも事前に確認しておくと安心です。
ダンボールの側面に中身や使う部屋を書いておくと荷解きがスムーズです。不用品は先に処分しておくと、片付けの効率が上がります。

STEP1:使う場所から片付ける。部屋の優先順位を決めよう

片付けの優先順位を明確にしましょう。
優先度【高】: 寝室・トイレ・洗面所(すぐに生活基盤を整える)
優先度【中】: キッチン・リビング(食事とくつろぎの空間を確保)
優先度【低】: 書斎・子供部屋・クローゼットの中(後回しでOK)

考え方は簡単で、毎日使う場所から優先して片付けます。大型家具や家電は最初に配置することで、生活がすぐに始められます。
部屋ごとにダンボールを運び、中身を確認しながら必要なものだけ取り出しましょう。季節外れの物やストック品は後回しでOKです。

STEP 2:「1部屋1エリアずつ」の原則で荷解きを開始

まずは今日使うものが入ったダンボールから開けましょう。1つのダンボールが空になるまで次の箱は開けないのがポイントです。
部屋ごとに作業し、1エリアずつ確実に片付けるのがコツ。ダンボールは使う場所で開封し、必要なものだけを出すと散らかりにくくなります。

一度に複数の部屋に手をつけず、ひとつずつ集中して片付けましょう。中身がわからなくならないよう、ダンボールには内容を書いておくことが大切です。

STEP 3:モノは「使う場所の近く」に収納する

最初から「完璧に収納しよう」と考えると、荷解きに時間がかかるため、最初は仮置きでOKです。収納グッズは後からでも買い足せます。

動線を意識した収納の基本(例:食器は食洗機の近く)を心がけましょう。
使う場所の近くにしまうことで、動線(移動の流れ)がスムーズになり片付けやすくなります。収納スペースが足りないときは、よく使うものを手前に、使わないものは奥や上段に配置します。
すべての物にしまう場所を決めておくと、散らかりにくくなります。

STEP 4:出たゴミ・不要品はすぐに分別・処分

ダンボール、緩衝材、引越しで出た不要品は専用のゴミ袋にまとめます。部屋がスッキリし、モチベーション維持に繋がります。
片付けの途中で出たゴミや不要品はすぐに分けて処分しましょう。自治体の収集日やルールを確認し、ダンボールや緩衝材もまとめて処理します。
不要品はリサイクルショップやフリマアプリ、ネットオークションなどを活用して手放しましょう。その都度処分することで、部屋がスッキリ保てます。

【部屋別】片付けの具体的な手順と収納のコツ

寝室・水回り編

寝室では、まずベッドやクローゼットなどの大型家具を先に配置し、通りやすさを意識して荷物を置きましょう。ベッドを置いたら、枕やシーツなど、すぐに使う寝具を優先して取り出しましょう。

季節外れの布団や衣類はすぐに使わないので、後回しで大丈夫です。

水回り(トイレ・洗面所・お風呂)では、タオル・トイレットペーパー・洗面用具などの必需品を最初に開けて使いやすい場所に収納します。洗面台やお風呂の棚など、新居の収納場所を確認して、使いやすく整えましょう。
水回りは湿気や汚れがたまりやすいため、こまめな掃除と整理が大切です。寝室や水回りは毎日使う場所なので、早めに整えると安心して生活が始められます。

キッチン編

まずは、お箸やコップ、フライパンなど毎日使う食器や調理器具、調味料から取り出しましょう。ダンボールは詰めた順番と逆に開けると、直前まで使っていたものが取り出しやすくなります。

使い始める前に食器や調理器具は一度洗ってから収納しましょう。来客用の食器や季節限定の道具は、後回しにしても問題ありません。

よく使うものは手前に、あまり使わないものは奥や棚の上にしまうと使いやすくなります。

棚や引き出しには仕切りを使い、調味料や小物が散らからないよう工夫しましょう。調理から食器洗い、収納までの流れがスムーズになるよう、配置を見直すと良いでしょう。

リビング編

ソファやテレビ台などの大型家具を先に配置し、通り道も考慮してください。家具を置いたら、リモコンやティッシュなど日常使いのものを取り出して、置き場所を決めましょう。

テレビやオーディオの配線は、外すときに順番を記録しておくと再設置がラクになります。

リビングは家族や来客が集まる場所なので、見た目にも気をつけて不要な物は早めに片付ける習慣をつけましょう。収納が足りないときは、カゴやラックで小物をまとめて片付けるのが効果的です。

動線を意識して、家族みんなが使いやすいレイアウトを心がけましょう。「使う場所にしまう」を基本に収納すると片付けやすくなります。

クローゼット・押し入れ編

季節外れの衣類や布団など、今すぐ使わないものから整理しましょう。サイズが合わない服や何年も着ていない服は、処分や譲ることを検討するのもおすすめです。

迷ったものは保留ボックスに入れておくと、あとで冷静に判断できます。天袋(クローゼットの上の棚)や奥にあるものも一度全部出して見直しましょう。

衣類はたたみ方や収納グッズを工夫し、季節ごとに分けて収納すると使いやすくなります。押し入れにはカゴや収納ボックスを使い、中身がひと目でわかるようにラベルをつけると便利です。
使う頻度に合わせて収納場所を決め、定期的に見直し・整理しましょう。

引越し後の片付けに関するQ&A

Q. ご近所への挨拶はどのタイミングで行くべき?

ご近所への挨拶は、片付けや生活の準備がひと段落した頃に行うのが一般的です。
特に、引越し当日や直後は忙しく余裕がないため、2~3日以内に時間帯を選んで訪問しましょう。
午前10時から午後5時ごろの間に、短時間で済ませるのがマナーです。

Q. 大量のダンボールはどうやって処分するのが一番楽?

大量のダンボールは、自治体の資源ごみに出すのが最も手軽です。回収日までに、ダンボールをきれいに解体して紐で束ねておきましょう。
回収日が遠い場合や量が多い場合は、不用品回収業者やリサイクルショップを利用する方法もあります。SNSやフリマアプリで「ダンボール差し上げます」と投稿すれば、引き取ってくれる人が見つかるかもしれません。

Q. 備え付けの収納が少ない場合はどうすればいい?

収納が少ない場合は、家具の見直しや使っていないスペースの活用が効果的です。クローゼットの下やベッド下、壁との隙間など、普段使っていない空間を収納スペースに変えましょう。
また、まとめて収納できる大型家具や、収納力のあるラックやボックスを導入することで、効率的にスペースを確保できます。定期的に不要なものを処分することで、収納スペースを確保しやすくなります。

特に狭い部屋(1K・1LDK)などでの収納については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/536/

荷造りのコツは、こちらの記事をご覧ください。
https://apple-hikkoshi.jp/archives/2251/

まとめ

まとめ:引越し後の片付けは効率的にしよう

引越し後の片付けは、正しい手順とコツを知ることで驚くほどスムーズに進められます。
完璧を目指さず8割収納でOKです。短期集中と長期計画を使い分けて、自分のペースで進めるのが成功のコツになります。
一人で抱え込まず、家族や友人に手伝ってもらいながら、快適な新生活を始めましょう。

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